裁判を起こして自分に有利な結果を得たいとき、まずは弁護士に相談することから始めましょう。いきなり裁判ありきで話を進めても、素人がむやみに行ってもいい結果が得られるとは限りません。一方法律の専門家を通じて裁判を行ったとしても必ずしもうまくいくわけではありません。弁護士は依頼があれば弁護をしてくれますが、依頼内容によっては裁判をしてもよい判決を得られないことがわかるときがあり、事前に教えてくれるでしょう。離婚裁判を有責配偶者が起こそうとするとき、結果として離婚ができるのか、自分に有利な判決が得られるかに関しては基本的には難しいと考えた方がいいでしょう。過去の離婚裁判の判例では離婚の判決が下されたものもありますが、有責配偶者に有利になるものではなく相手にとって有利になる判決による離婚になりそうです。自分自身に離婚の原因があるときにはまず相手のことを考えるようにし、その上で裁判をしてまで行うべきかの判断をしなければいけません。